2023年10月18日(水)、第39回法人会全国大会(群馬大会)が、群馬県高崎市の高崎芸術劇場において、全国各地から約1,500名の企業経営者である法人会の要職者参加のもと盛大に開催され、当会からは、山ア会長、横山副会長、田中副会長の3名が参加しました。
全国大会は、法人会の「税制改正に関する提言」の内容を発表する場であるとともに、全国各地の法人会の代表が一堂に会し、相互の交流と研さんを通じて、より一層連携を深めることを目的に全国各地で年1回開催しています。
本大会に先立ち、今年は芸術劇場という会場の特性を生かして群馬交響楽団のアンサンブル編成による「ウェルカムコンサート」が行われ、クラシックの名曲をはじめ、八木節などの華やかな演奏で幕を開けました。
その後、開かれた第1部の記念講演では、「好機到来」と題して、日本通信株式会社・代表取締役社長で前橋工科大学の理事長でもある群馬出身の実業家、福田尚久氏による講演が行われました。
福田氏は、米アップル本社の副社長としてスティーブ・ジョブズ氏とともに巨大企業に成長させた立役者として、世界をまたにかけて手腕を発揮してきた貴重な体験談を交えながらのご講義でした。
第2部の記念式典では、国税庁 住澤整長官、群馬県 山本一太知事など多数の来賓を招き、本大会のメインテーマである「令和6年度税制改正に関する提言」のほか、青年部会による租税教育活動の事例発表などが行われました。
また大会宣言では、2025年度の基礎的財政収支の黒字化目標達成の重要性やインボイス制度の国民や事業者に寄り添った対応を訴え、「中小企業の活性化に資する税制」「事業承継税制の抜本的改革」等の実現を強く求め、閉会となりました
【令和6年度税制改正スローガン】
○財政健全化は国家的課題。負担を先送りせず現世代で解決を!
○企業への過度な保険料負担を抑制し、経済成長を阻害しない社会保障制度の確立を!
○経済再生には中小企業の力が不可欠。健全な経営に取り組む企業に実効性ある支援を!
○中小企業は地域経済と雇用の担い手。本格的な事業承継税制の創設を!
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